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【四国】絶対見逃せない!おすすめ観光スポット11選 四国はその名の通り徳島県、香川県、愛媛県、高知県の4県からなる豊かな自然と海に囲まれた魅力的な土地。小豆島や道後温泉などの定番スポットから、歴史ある名城や神社、ホエールウォッチングなどのアクティビティが体験できるスポットなど自然や歴史が生んだ観光名所であふれています。 四国のフォトジェニックな美しい景色や、普段できないような体験は豊かな自然の賜物。もちろん観光地は書ききれないほど存在しますが、今回は一度は行ってみたい四国の観光スポット厳選11選を紹介します! ######512#####徳島県のおすすめ観光スポット 世界三大潮流の一つ「鳴門の渦潮」 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/10/20/16/44/23/narutokaikyou.jpg" alt="鳴門大橋の下で轟く渦潮" /> <small>鳴門大橋の下で轟く渦潮</small> 徳島県鳴門市と淡路島を結ぶ鳴門大橋の下で轟き渦巻く「鳴門の渦潮」。大潮の時は世界最大級の大きさになる世界三大潮流のひとつです。 幅の狭い鳴門海峡から広い太平洋へ水が一気に流れ込み、急な流れと緩やかな流れがぶつかり合うことで渦潮が発生します。橋の上や観潮船などから轟音を立てて渦巻く渦潮を見ることでスリルを体験することができます。 鳴門金時や鳴門のわかめなどグルメも豊富で、鳴門ならではの絶品な食材を使った食事も絶対喜ばれるようなお土産もたくさんあります。 【関連記事】 鳴門の渦潮の仕組みや見どころを知りたい人はこちら↓ [【鳴門の渦潮】轟き渦巻く大迫力の鳴門海峡の神秘に迫る!](https://thegate12.com/jp/article/438) ######438######
26.oct 2021
- Category: その他伝統・日本文化Area: 自由が丘・中目黒
【桜の種類】は全部でいくつ?品種ごとの開花時期や見分け方を徹底解説! 春の訪れを告げる花として親しまれている桜。可憐でどこか儚げな桜の花は見る人に癒しと安らぎを与えてくれます。 複数の品種が交配してできた変種や観賞用に開発された改良品種を合わせると600種類を超えるといわれる桜の品種。日本に分布している桜のうち80%以上がソメイヨシノだといわれていますが、実は他にも個性溢れる品種が多く存在しているのです。 その中でも、今回は絶対に押さえておきたい代表的な桜の品種から珍しい色や形の品種まで、開花時期や花言葉と合わせて幅広く解説します。 【関連記事】 桜と梅と桃の違いや見分け方を知りたい人はこちら↓ [【桜と梅と桃】の違いとは?見分け方と特徴を徹底解説](https://thegate12.com/jp/article/444) ######444#####桜の種類は全部でいくつある? <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2022/03/24/15/06/42/cherry blossom.jpg" alt="600種類以上の品種があるといわれる日本の桜" /> <small>600種類以上の品種があるといわれる日本の桜</small> 日本の国花の一つとしても馴染み深い桜。桜といえばまずソメイヨシノを思い浮かべますが、実は日本には人間の手によらず、自然に生え育った原種が10種類ほどあります。 そこから自然交配して生まれた変種は100種類以上。さらに現在では原種を交配して作り出された改良品種も数多くあり、その数は600種類を超えるともいわれています。
22.mar 2022
巨大インフラ【ダム】の魅力と全国の見学ツアー紹介 今、全国の観光スポットとして知名度を上げつつある「ダム」。川を堰き止め、私たちの生活を守り支えてくれる巨大なインフラ設備です。かつては「自然破壊」などとしてバッシングを受けていたダムでしたが、現在、ダムの見た目や役割に魅了される「ダムマニア」が増えつつあるんです。 今回は、そんなダムの魅力や見どころについて掘り下げていきます。さらに、見学ツアーなどを実施しているおすすめのダムを紹介。ダムマニアたちがダムに魅了される理由を知れば、「インフラ設備」としてだけではない、ダムの奥深い魅力が見えてくるはずです。巨大なインフラに圧倒!今注目されている「ダム」って? 日本各地に建てられている「ダム」。雨水を貯め、生活に必要な水を貯蔵するインフラ設備です。日本に設置されているダムの数は2,700基ほどのにぼるとされています。 このダムが今、人々を魅了する観光資源になっているのです。彼らはなぜダムの虜になったのでしょうか?ダムの基本情報とともに、その魅力を探っていきましょう。 ダムの役割とは? ダムは、私たちの生活における「水」の貯蔵に欠かせないもの。雨水を貯め、万が一日照りが起き川の水が少なくなった時に、川へ水を流したり、生活用水や農業用水などとして水を活用したりするための「水の貯蔵庫」として建設されています。 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2020/04/28/15/31/45/Ogouchi-dam.jpg" alt="小河内ダム" /> <small>東京都の奥多摩に位置する「小河内ダム」</small> ですが、日本は世界的にみても降水量の多い国。一見するとダムは不必要に思えますが、もう一つ、日本に欠かせないダムの役割があります。それが、「治水」。日本の河川は長く、さらに急勾配のものが多いのが特徴。大雨が降ってしまうと、河川が氾濫しやすいのです。河川の氾濫を抑えるために、ダムに大雨を貯め、上流から下流へ大量の水が一気に流れないようにするのがダムの大きな役割。台風が多い日本にとって、ダムは欠かせない存在です。 ほか、ダムの水を使った水力発電により地下鉄を動かしているなど、ダムは私たちの日常にとっても密着していることが分かります。
28.apr 2020
- Category: その他伝統・日本文化Area: 京都市
【わびさび】の意味とは?世界を魅了する日本の美意識を紐解く 日本文化特有の「わびさび」。一度は耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか。 しかし実際に何度も聞いたことがあるし、なんとなく分かっているけど意味を聞かれたら言葉で説明はできない。そういう人もいるはず。 今回は日本にいながらあまりわびさびについて触れてこなかった人でも、わびさびを人に説明できるように改めてわびさびについて解説していきます。 【関連記事】 わびさびを感じられる石庭がある京都の龍安寺について詳しく知りたい人はこちら↓ [【龍安寺】歴史や見どころとは?石庭が有名な京都の世界遺産](https://thegate12.com/jp/article/423) ######423###### わびさびの意味 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/05/19/18/46/36/moss.jpg" alt="苔むした石などにわびさびを感じる" /> <small>苔むした石などにわびさびを感じる</small> わびさびの意味は、大まかに言ってしまうと「日本文化特有の美意識や感覚のこと」です。 その日本人ならではの美意識というのは、静かさや質素さ。そして何よりもそのものの不完全さです。日本人は完成された豪華なものよりも、少し何かが欠落している物や静寂などを好む傾向があるのです。 しかし、実はわびさびはその質素さだけのことを指しているわけではありません。 わびさびは、閑静さといった事象や風景を示していると思われがちですが、そうではなく日本文化特有の美的理論のことを示しているのです。 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/05/19/19/17/07/kinkakuji.jpg" alt="豪華で完全な金閣寺はわびさびとは少し違う" /> <small>豪華で完全な金閣寺はわびさびとは少し違う</small> 例えば金閣寺より銀閣寺の方がわびさびを感じると言われています。それは見た目的な部分ではなく、日本人特有の美意識によるもの。 しかしわびさびは、美意識が全てというわけではありません。わびさびとは、未だ完全に翻訳できない言葉。そして日本人でもわびさびを感じることができても言語化することが難しい概念であり、感覚的に捉えられやすいものです。 それゆえ、わびさびの感覚は人それぞれ。明確な定義はなく、人によってわびさびの捉え方が変わります。 【関連記事】 世界遺産にも登録された金閣寺の歴史や見どころを知りたい人はこちら↓ [【金閣寺】歴史や見どころは?金色の世界遺産を徹底解説!](https://thegate12.com/jp/article/389) ######389###### わびさびは一つの言葉ではない! <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/05/19/18/45/15/greentea.jpg" alt="茶道と共に定着したわびさび" /> <small>茶道と共に定着したわびさび</small> わびさびは風景や建築など主に目で見えるものに対し、言われる機会が多くあるもの。なんとなく言葉にして発してしまうわびさびですが、実は一つの言葉ではありません。「わび」と「さび」の言葉が合わせられているのです。 しかし実際に使われる言葉は「わび」と「さび」ではなくわびさび。いったいわびさびには、どのような意味が込められているのでしょうか。 わびの意味 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/05/19/18/27/07/oldhouse.jpg" alt="静かな環境下での暮らし 侘ぶ" /> <small>静かな環境下での暮らし 侘ぶ</small> わびさびは合体させられた言葉ですが、本来の「わび」はどのような言葉の意味を持つのでしょうか。 「わび」とは本来「侘び」のこと。動詞系の「侘ぶ」が名詞系になったものです。そして侘ぶというのは「気落ち・悲観する。困惑、辛く思うこと」といった意味で使われていた言葉。主に心の面、感情や状態のことを指しています。 それと同時に「静かな環境を楽しむ・閑静な暮らしを情趣する」という意味も。これは中世に近づくにつれ確立されていったものであり、現在の侘びに最も近い意味でもあります。 その時代に困窮していた者たちは、当時の暮らしを最初は嘆いていましたが、「どうしようもないのでその生活を受け入れよう。そして、その状況の中で安住して楽しく生きよう」と思います。それこそが今の状況を受け入れ静かな環境を楽しむことに繋がるのです。 侘びというのは何事も楽観的に捉え、どんな状況でもそれを楽しむ精神的な豊かさを感じる言葉に。不足されている部分に美を感じるということにも通ずるものになりました。 さびの意味 <img src="https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/thegate/2021/05/19/18/38/35/garden.jpg" alt="朽ちていくものにある美しさ 寂ぶ" /> <small>朽ちていくものにある美しさ 寂ぶ</small> 侘びは心の豊かさを象徴するかのような言葉でしたが、「さび」にはどのような意味があるか知っている人もいるのではないでしょうか。 「さび」というのは「寂」。そして寂は「寂ぶ」という動詞の名詞系です。そしてここで使われている意味として「閑寂の中や枯れたものにおのずと奥深さや趣が感じられる」というもの。つまり、見た目が欠けたものなどが特有の美しさを持つ。という意味で使われています。 また同時に「寂しい・弱る」と本来はあまり良い概念ではありませんでしたが、奈良時代には成立していたと考えられる万葉集では使われていました。しかし歌人の藤原俊成や松尾芭蕉が寂に美を見出し、歌の姿を寂にたとえ歌ったことで、寂に対する認識が大きく変わったとも。 簡単に侘びを内面的な豊かさの象徴とするなら、寂は外面的な美しさ。さらに言うと、侘びは汚さなど受け入れ今を楽しむ精神性を表現したものです。ただ寂びは外面が寂れているのが良いのではなく、内面の本質が表面に現れていると考えられ、美の概念となりました。 内面と表面に焦点を当てた表裏一体のような言葉であるからこそ、侘び寂びはともに使われ「わびさび」と言われることが多いのです。
26.may 2021